コラム
- ・ 社寺建築が完成するまで
永い年月の風雪に耐える神社仏閣を建てるためには、宮大工としてのさまざまなノウハウがあります。その一部をご紹介します。
- ・ 社寺建築の予備知識
神社仏閣の新築・増改築などをお考えの方が、建築業者に相談する前に、予備知識として、ぜひ知っておいて頂きたいことをいくつかご紹介します。
- ・ 上棟式
神社仏閣を新築するときは、地鎮祭や上棟式、竣工式など、さまざまなイベントを行います。光明寺倶会堂の新築工事で行われた上棟式をご紹介します。
- ・ 宮大工が語る社寺建築の価格の決め手「木材」の知識
神社やお寺の建物を建てるときに、「普通の家を建てるよりは価格が高いことは分かるが、どれぐらいになるのだろうか?」と、誰しも思われたことがあるでしょう。どのような材木を選ぶと価格が高くなるのか、材木の適材適所など、宮大工の立場から、社寺建築の価格が大きく左右する「材木」についての知識を述べました。
- ・ 小さな神社が建て替えで参拝客が大幅に増えた話
神社や寺院を建て替えたいと思っている方の参考になる話。千葉県のとある小さな神社が建て替えをしたことで、新年に通行止めになるほど参拝客が大幅に増加。宮大工は社寺建築を通じて社寺の発展、地域の活性化のお手伝いをする仕事。地域の方からご理解いただき、浄財を集めるために必要なこととは?
- ・ 宮大工の本当の仕事とは? 私が秩父夜祭から学んだこと
私が宮大工の修行時代に体験した秩父夜祭。江戸時代から町全体に広がり、日本有数の祭りとして定着し、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている秩父夜祭を目の当たりにして、「宮大工の本当の仕事が何か」を感じたお話です。
- ・ 私が見てきた社寺建築のよくある失敗・トラブル
神社や寺院を建て替えた後に起こりやすい失敗やトラブルと、その回避方法について。やはり、社寺の建て替えは、社寺建築の知識と技術を持つ宮大工に依頼されることをおすすめします。
- ・ あなたの神社仏閣も参拝者が増え地域活性化の要になる
宮大工が建てる本物の社寺建築には、多くの人を引き寄せ、集める力があります。あなたの神社やお寺が「周辺地域の活性化の要」となる事を目指して、本物の社寺建築を建てることをお考ください。
- ・ 神社仏閣の建て替えでおこる寄付集めと参拝者の増加の不安
実際に神社仏閣の建て替えを考えたときに出てくる不安は、「寄付が集まらないのでは?」と「本当に参拝客が増えるだろうか?」の2つだとおもいます。寄付と参拝者の不安を解消する方法をまとめました。
- ・ 秩父夜祭で学んだ宮大工の「先人の技」
宮大工の修行時代に「祭りの文化」の他に「伝統の技術」を学びました。見たこともないような難しい細工や、ベテランの宮大工も首をかしげるような継ぎ手など、昔の名工たちの見事な仕事を、実物を通して学ぶことができました。
- ・ 宮大工と普通の大工の違い
宮大工と普通の大工との大きな違いは、本物の神社仏閣を建てる宮大工の知識や技を持っているかどうかです。宮大工が建てた神社仏閣は、見た目の印象の良さだけでなく耐久性に優れています。
- ・ 目に見えない建物の「中身」こそ外観に表れる
美しい神社仏閣の屋根は、緻密に計算された宮大工の技法を駆使した「小屋組み」によって支えられています。建物の見えない部分の手を抜かないことが社寺建築の美しさにつながります。宮大工の技法・知識・誇りが、建物の美しさに現れます。
- ・ 神社・お寺を建て替える「動機」をはっきりさせるメリット
神社やお寺を建て替えるときに、工事の動機をはっきりさせることで、よい工事計画ができ、尊い寄付を有効に使えるという2つのメリットがあります。成功例や失敗例をまじえて、神社やお寺を建て替える動機の大切さをまとめました。
- ・ 実際にあった施工業者選びの失敗例
私に相談があった体験談。「宮大工選び」で失敗した神社・お寺、3つの事例をご紹介します。そこから学べる、施工業者選びのポイントをお伝えします。
- ・ 良い施工業者・宮大工の選び方
神社やお寺の建て替えに失敗し、建物に不具合が出てしまったときに、「修理ができない」という取り返しがつかなくなることも多々あります。建て替えで失敗しないためにも、良い施工業者や工務店、宮大工を選ぶ方法をご紹介したいと思います。
- ・ 神社・お寺の建て替えは建設会社・工務店任せにしない
社寺建築の知識を身につけることは、施主様にとってとても大切なこと。最低限の知識があるだけでも、施工業者への適切な質問により、建て替えで気になる事があっても納得するまで説明してもらうことができます。「施工者は建築のプロだから」と尻込みせず、積極的に向き合うことができ、施工業者との信頼関係を築くことができます。
- ・ 施主様に学んで頂きたい社寺建築の基礎知識
神社やお寺を新しく建て替えるときに、施主様にぜひ学んで頂きたい最低限の「社寺建築の知識」の概要と読んだらよい書籍についてまとめました。この知識があると、「どこを見るべきか」が分かり、完成イメージがどんどん明確になってゆきます。
- ・ 複数の業者に見積依頼をする場合のポイント
社寺建築では、皆様から頂いた浄財を大切に使うために、なるべく複数の業者に相見積もりを行って見比べることをお勧めします。このコラムでは、複数の業者を比較検討するためのメリットや注意点、工事計画についてまとめました。
- ・ 工事計画を立てるための三つのステップ
神社やお寺を建てるときに、複数の業者に見積依頼をするために積算の基準となる工事計画が大切です。工事計画を立てるための三つのステップを深めるために、業者への要望方法、設計士に設計をしてもらうことのメリットと注意点についてまとめました。
- ・ 建築業者の見積金額をどう見るか
神社やお寺を建て替えるときに、複数の建築業者に見積を取ることもあるでしょう。その場合、一般的には金額の安さだけで業者を選ぶかもしれません。神社やお寺は、神仏が宿る場所であり、通りがかった人が思わず手を合わせてしまう建物になるために、予算がなくても「見た目」をあきらめずにいてください。
- ・ 宮大工になりたいあなたへ
宮大工には資格がないため、実践で身につけていきます。そのために、宮大工の工務店に就職し、腕を磨いていく必要があります。このコラムでは、宮大工になりたい方へ、年代別にその準備についてまとめました。
- ・ 釘を使わない宮大工の話
木造社寺建築の構造体は、宮大工としてのしっかりとした技術と経験があれば、釘を使わなくても建てる事は可能ですが、現代は建築基準法で「指定された金物を指定された場所に的確に取り付けること」が義務づけられているため、昔のように「職人の技による木組み」だけの構造で建てることは非常に困難です。